Journey to the Light ~光への旅~
ジェーンアン・ダウ
1986年10月14日v0l.1 レッスン3
参加者:スコット、ゲイル、ジョン、ルイーズ、グレッグ、パティ、TR、ジム、サダカ、マリリー、ローラ、ジャン、シェリー、メリーアン、バーナード、ジェーンアン
バーナード:
ちょっとここで見通しをはさんでいいかな?
これは初心者向けのコースの第3回目で、最初名前がなくって「Spook I」(訳注スプーク・アイは「スプーキー(不気味な)」とかけています)と呼んでいたんだ。
JA:
「ジャーニー・トゥ・ザ・ライト」に変わったのよ。
バーナード:
そう、セントジャーメインが教える3回目の初心者コース。
僕がみんなを招待して、最初のセッションはいた方がいいと思って聞いていたらおもしろかったんだ。
今はみんなと同じようにこのコースが僕にも有益だとわかった。
これは1930年代初期のエドガーケイシーの集まりと似ていて、彼らは「サイキックになる方法」というコースをトランス媒体として話すケイシー氏にやってもらうことに決めた。
人々は集まってわくわくしていたんだよ。
最初、彼を通して伝えられたのは「どうしたらリラックスできるか」と「瞑想する方法」といったレッスンで、それらが続いていった。
彼は「まずひとつレッスンを授けるから、それを終えるまでは次のレッスンは教えない。」と言って、結局それが9年続いたんだよ!
それは基本的にスピリットにまつわる内容で、のちに「神の探求」という3つか4つのコースとなった。
だから僕たちのこのコースは初心者向けというわけなんだ。
今のところ、僕たちは「心の安らぎ」と「瞑想」を基本的に学んでいる。
ところでもうひとつ伝えることがあって、ここの家の犬が大騒ぎして、あなたの近くにいる時は足でツンツンしていいとここの家の人に言われている。
(訳注:どうも囲いかフェンスの向こうにいるようですね)
犬の名前はマーリンで、大魔法使いのマーリンだったこともあるセント・ジャーメインが実体化しているんだよ。
JA:
私が伝えきれてないことがあるから、TRも話してちょうだい。
TR:
そんなにたくさんはないよ。
ひとつだけ言いたいことがあるとすれば、特に初めての人たちに言いたいんだけど、この集まりはまさしくあなたのためにあるものなんだ。
あなたがプロテスタントでも、カトリックでも、バプティスト派でも、仏教徒でも、他の何かでも、神の真実と関わることは可能だ。
この集まりはあなたを改宗させるためにあるわけではなく、あなたの人生を助けるツールとして機能するためにある。
(続く)
★今回はジェーンアンのチャネリンググループセッションの参加者の方々のお話でした。
インターネットがなかった時代、こういった集まりは口コミがすべてでしたので、たしかに説明は必要ですよね。
(セント・ジャーメインがマーリンだった説は私も今回訳していて初めて知ったのですが一般的ではないにせよ、転生説はあるみたいです)
戦後のスピリチュアル黎明期の感覚がよくわかる発言だと当初思ったのですが、2025年の今でも宗教は人々を分断しているので、状況はあまり変わっていないのかもしれません。
(スピリチュアル人口は増えているとは思いますが)
この時期を狙って地球に来ている私たちですが、ジェーンアンたちのように先駆けがいたことを知っていただければと思います。
日本は八百万の神々のクニですが、アメリカはなんせクニの成り立ちにキリスト教が関わっているため霊的真実の探求は表向き堂々と言いづらい時代をジェーンアンは生きていたのです。
藤波直子